今回は「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」を2時間ほど遊んだ感想をお伝えします。
今作は2024年9月26日にNintendo Switch向けに発売されたタイトルで、「ゼルダの伝説シリーズ」の主人公”リンク”が姿を消した世界で、ゼルダ姫が”かりもの”という不思議なチカラを使って旅する作品となっています。
舞台は「ゼルダの伝説シリーズ」でおなじみのハイラルですが…
ハイラルのあちこちで謎の”裂け目”が出現し、ハイラルの住民が裂け目に取り込まれてしまう”神隠し”という異常事態が起きているようです。
リンクとゼルダ姫もゲームの冒頭で裂け目に襲われてしまいます。ゼルダ姫はなんとかハイラル王国に戻って来れたものの、リンクは裂け目のなかに取り込まれてしまいました。
“神隠し”のせいでなんだかんだあって牢屋に入れられてしまったゼルダ姫。
このままでは父であるハイラル国王の手によって処刑されてしまう…!
というところで、謎の妖精”トリィ”に出会います。
トリィのチカラを借りたゼルダ姫は、周りにある様々な物体を”お借り”する能力を授かりました。
一度お借りした物体はいつでもどこでも生み出すことができます。
ゼルダ姫の素のジャンプ力は低めですが、お借りしたイスを使うことで高いところに登れます。
高いところから兵士の頭の上にイスを降らすゼルダ姫。イスでは倒せませんでした。残念!
意外とアクティブなゼルダ姫。水中だってなんのその!
お借りした能力は水中でも生み出すことができ、重い物は沈み、軽い物は浮きます。
お借りした物体の生成・解除・物体の選択など、操作はわかりやすいですが初めのうちは少し慣れません。水中の出口にベッドを置いてしまい、溺死しそうになるゼルダ姫。
外に出るとスライムみたいな可愛い魔物がいました。
ゼルダ姫とトリィの雰囲気とデフォルメされた世界観が相まって、全体的にほんわかしていて可愛いんですよね。
「魔物がいる!」ではなく「あ 魔物」というセリフに微笑ましくなってしまいました。
なんと、倒した魔物もお借りすることができます!
“ゾル”のような弱っちい魔物なら同時にたくさん生み出すことができ、生み出した魔物は味方として一緒に戦ってくれます。
ゾルにはコウモリのような空を飛ぶ魔物を、コウモリにはヤリを投げて攻撃できる魔物を、といったように魔物同士の相性から誰を生み出すべきかを考えるのが楽しいです!
ハイラルのあちこちには洞窟などのダンジョンがあり、ダンジョンのなかは2次元の世界になっていてます。3次元のフィールドと2次元のダンジョンで違った楽しみ方ができますね!
もちろん、ダンジョンのなかには新しい借り物やお宝がたくさん隠されています。
ちなみに、画像のように生み出したベッドで寝ることでいつでもどこでも体力を回復できます。
ちなみに、”ブレワイ”や”ティアキン”のように、プレイヤーのアクションが周囲のオブジェクトに影響することがあります。
炎タイプのゾル(名前忘れた)が周りに生えている草に触れたことで炎が燃え広がっていますね。
きっとこういった仕組みを利用した謎解きなども出てくるのではないでしょうか。
ストーリーを進めると神隠しの原因である”裂け目”に入ることができるようになります。
トリィは本来なら仲間とともに裂け目を消すチカラがあるようなのです。しかし、今は仲間が裂け目のなかで行方不明になっており、トリィの仲間たちを助けに行くことになりました。
裂け目に飲み込まれた人はかたまって動けなくなり、次第にバラバラになってしまうようです。
神出鬼没な裂け目に飲み込まれたらおしまいって、なかなか恐ろしい世界です。
裂け目のなかにあるダンジョンでは”シンク”という新しい能力を授かりました。
動かしたい物体にトリィを突撃させることで、その物体とゼルダ姫がシンクし(繋がり)、こんなに大きなものでも動かせるようになります。
ただし、シンクというだけあってゼルダ姫との位置関係は変わらないので、物体だけ自由自在に動かすことはできません。
さて、さっきはゼルダ姫に合わせてシンクされた物体を動かしていましたが、物体に合わせてゼルダ姫を移動させることもできます。
自動で動いているリフトなどに使用することで、ぶらさがって移動することができますよ!
そんなこんなで楽しく進んでいたら、ダンジョンのボスが出てきました!
詳しくは書きませんが、ボス戦も”借り物”や”シンク”などのチカラを駆使して戦います。
他のプレイヤーの配信などをいくつか見ましたが、同じボスでも倒し方は三者三様で、プレイヤーの工夫次第でいろいろな戦い方があるようです。
少し遊んだだけでも20ほどの借り物が出てきたので、それらを使ってどんなボスと戦っていくことになるか楽しみですね!
今回は「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」を2時間ほど遊んだ感想をお伝えしましたが、いかがだったでしょうか。
前作「ゼルダの伝説 夢をみる島」を踏襲しつつ、”かりもの”と”シンク”といった新しい要素と、”ブレワイ”や”ティアキン”の豊富なアイデアを付け加えた面白い作品でした。
ぜひ皆さんも遊んでみてくださいね。
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