ドラクエ10 パラディンをはじめよう:入門者向けに基本の立ち回りを解説!

ゲーム攻略記事

「ドラゴンクエスト10」でパラディンを始めたいと思っていても、装備や立ち回りの敷居の高さから挫折してしまうプレイヤーも多いのではないでしょうか。

パラディンについて基本から詳しく解説しているサイトや動画は非常に少なく、「練習でパラディンをすると仲間に迷惑をかけてしまう!」と思って練習することを遠慮している方が多いのだと思います。

これまで何人ものフレンドから「パラディンの立ち回りを教えてほしい!」と頼まれたことがありますが、「何から教えよう?」「どこまで教えよう?」「どうやって教えよう?」とこちらもなかなか難しいわけですね。

というわけで、今回はパラディンについて超・超・超基本的なところから解説していきます!

最近では「剛獣鬼ガルドドンⅣ」や「悲愴のウィリーデ」などパラディンが必要なボスが増えてきています。できるプレイヤーが少ないからこそ、練習すればこれらのボスに行く際にとても頼られるようになりますよ!

 

パラディンの役割は?

まずは、パラディンの役割を確認していきましょう。

パラディンはヤリで高い火力を出したり、簡単なバフをかけたりすることができる職業です。しかし、パラディンの一番の役割は「火力を出すこと」でも「味方にバフをかけること」でもありません。

パラディンの一番の役割は「味方を守ること」です。

パラディンをやってみたいと思った皆さんなら、このような構図は何度も見たことがあるかと思います。敵を押し続けることで味方を守っているパラディンの姿ですね。

ここからは、パラディンがどのようにして味方を守っているのか、基本的な3つの役割を軸に解説していきます!

 

押す

パラディンの役割の一つ目は「押すこと」です!

オートマッチングなどで仲間になったパラディンは、いつもパーティの一番前で敵を押してくれているのではないでしょうか。例外はあれど、それがパラディンの正しい姿です。

逆に、後ろの方でうろうろしているパラディンはまずいないと思います。

パラディンが重宝されるエンドコンテンツなどでは「パラディン+後衛3人」という構成が多いです。このような構成でパラディンが壁をしていないと、敵が自由に行動して打たれ弱い後衛はすぐに死んでしまいます。

「パラディンが敵をくいとめている間に後衛の仲間が後ろから攻撃する」という形が基本であることをおさえておきましょう。

なかには、装備などで「おもさ」を上げないと押すことができないボスもいます。

「豪獣鬼ガルドドン」や「悲愴のウィリーデ(8人PT)」、「冥骸魔レギルラッゾ3」、「常闇のレグナード5」などがこれにあたります。これらのボスに挑む際は「重さチェッカー」などのサイトを使えば、現在のおもさや必要なおもさがわかります!

 

始めたばかりのうちは「とにかく敵を押すこと」だけ意識していれば十分ですが、「押しているはずなのに敵がすり抜けることがある」という方も多いでしょう。

これは「壁抜け」と呼ばれる現象で、パラディンに原因がある場合と後衛に原因がある場合がありますが、今回はパラディンに原因がある場合だけ解説しますね。

まずは、押しはじめるときに敵とごっつんこしてしまった場合です。

こちらに向かってくる敵に対してこちらも突っ込んでいってしまうと、押しはじめようとしたときに壁抜けしてしまうことが多いです。

そのため、押したい敵がこちらに向かってきているときは、敵とぶつかる少し前に立ち止まって向こうからぶつかってくるのを受け止めるようにしましょう。練習していれば敵をキャッチするような感覚がわかってくると思います。

また、敵に押されているときに武器を持ち替えることでも壁抜けが起こることがあります。

ボスによっては装備を変更するタイミングがないわけではありません。しかし、基本的にパラディンは装備を変更しない、もしくは、変更するにしても敵と押し合いになっていないタイミングで行うようにしましょう。

敵を押すときは以上のことを意識してみましょうね!

 

避ける

パラディンの二つ目の役割は「避けること」です。

パラディンの役割は壁をすることと言いましたが、ただ敵を押しているだけでいいでしょうか?

そんなことをしていると、どんどんダメージをくらって後衛に負担がかかってしまい、最悪の場合、死んでしまって敵が自由に行動するようになってしまいます。

パラディン構成においてパラディンが死ぬことは即全滅につながることだということを理解しておきましょう。

 

さて、このような事態にならないためには避けられる攻撃を避けるようにしなければなりません。

避けなければならない攻撃はボスによって変わります。例えば、「剛獣鬼ガルドドン」では豪快インパクトや轟雷バースト、嵐撃シールド(実は、おぞましいおたけびや招雷ドラミング、激震スプラッシュも避けられます)など、「悲愴のウィリーデ」では抜刀両断やファイナルレイ、大回転ミキサーなどがありますね。

では、ここで問題です。

避けられる攻撃を避けた方がよいのは他の職業でも同じですが、パラディンの場合、他の職業と比べて攻撃を避けるのが難しいです。それはなぜでしょうか?

 

 

答えは簡単で、敵との距離が近いからです。

これにより、敵が攻撃を発動してから歩いているだけでは避けられない攻撃が多いのです。

では、もう一つ質問です。その場合、どのように避ければよいでしょうか?

 

これもご存じの方が多いかもしれませんが、「ツッコミ」などの特技を使います。

「ドラゴンクエスト10」では普通に歩いているときよりも技のターゲットに向かって走っているときの方が速く移動できます。

パラディンの場合、「ツッコミ」以外にも面白いテクニックで避けることもできますが、それはまた今度紹介しますね。初めのうちは、敵が避けられる攻撃をしてきたときは「ツッコミ」を利用して敵から離れて回避しましょう。

 

耐える

パラディンの三つ目の役割は「耐えること」です。

敵が使用してくる攻撃のなかには、通常攻撃や一部の呪文やブレスなど避けることができないものがあります。

では、敵の攻撃を避けずに耐えるにはどうすればよいでしょうか。

まずは、装備や宝珠など事前に準備できるものでくらうダメージ(これを被ダメージと言います)を減らしましょう。

例えば、守備力の高い防具や「竜のうろこ」などのアクセを装備したり、職業スキル「被ダメージ軽減」や宝珠「打たれ名人」を付けたりするとよいですね。

被ダメージを減らす手段を挙げるので参考にしてください。

首アクセ竜のうろこ-30
職業スキル被ダメージ軽減-10
宝珠打たれ名人-12(LV6)
装備のセット効果-10
大盾の基礎効果-10

次に、戦闘中に特技を使って受けるダメージを減らすこともできますね。

盾スキルの「ファランクス」や「アイギスの守り」は被ダメージを25%減らすことができます。どちらも効果時間は30秒で、ファランクスのCTは60秒、アイギスの守りⅢのCTは110秒です。

では質問です。「ファランクス」と「アイギスの守り」はどのような順番で使うとよいか、また、交互に使った場合、いずれの効果もかかっていない状態は何秒できてしまうでしょうか?

 

わかりやすいように図にしてみましょう。

ファランクス→アイギスの守り→ファランクスの順で使えば90秒間被ダメージ減少を維持できますね。しかし、戦闘開始後115秒から145秒の30秒間はどちらも使用することができません。

それに、そもそも呪文耐性やブレス耐性で軽減できない攻撃はダメージの大半をくらってしまうことを忘れてはいけません。

では、「ファランクス」や「アイギスの守り」がかかっていないときや、耐性で軽減できない攻撃はどのように対処しますか?

 

これもパラディンの基本で、「だいぼうぎょ」の出番です。

「だいぼうぎょ」は被ダメージを(50+【みのまもり】÷20)%軽減できる特技です。これに加えて、宝珠を最大まで強化すると+12%軽減することができます。

こんな計算式は覚えなくて大丈夫ですが、パラディン(LV133)のみのまもりは669なので、宝珠と合わせるとおおよそ95.45%の被ダメージを軽減できる特技ということをおさえておきましょう。

さらに、計算式をもう一つ出してみます。

「ドラゴンクエスト10」の被ダメージは、「基礎ダメージ × (1-割合ダメージ軽減) ×属性耐性 – 固定ダメージ軽減」で算出されます。さきほど紹介した固定ダメージ軽減が最後に計算されています。

つまり、装備や宝珠で-52の固定ダメージ軽減を得ている場合、基礎ダメージ × (1-割合ダメージ軽減) ×属性耐性が52以下になれば被ダメージを完全に0にできるというわけです。

これは呪文耐性やブレス耐性を100%にできない場合などでも利用できます。また、最終的なダメージが0になることで、その攻撃についている状態異常などの追加効果も無効化できるため、状態異常耐性が不要になるケースもでてきます。

今回はだいぼうぎょの具体的な使い方は解説しませんが、パラディンのだいぼうぎょはこのような原理でとても多くの攻撃を無効化できるということを覚えておきましょう。

 

というわけで、今回はパラディンの超・超・超基本を解説しました!

わからなかったことや詳しく知りたいことがあったら何でもお気軽にコメントしてくださいね。次回はもう一段ステップアップした内容を解説しようと思います!

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